第10回 関西支部総会に出席して
高校20回 小 川 民 夫
4月20日土曜日、新幹線のぞみで行く大阪は好天に恵まれていました。途中、広島を過ぎた辺りで車窓から見える田んぼの畔の芝桜のピンクと白の美しさといったら最高でした。一方で、あちこちの山肌がむき出しになっていて、昨年の西日本豪雨の被害の大きさを思わずにはいられませんでした。
さて、関西支部の同窓会総会は、田中会長のあいさつでスタート。今回は10周年ということで、会場も広く、81名(目標は100名)もの参加を得て和気藹々のうちに始まった。
田中会長は、設立当時の話として、母校創立100周年と時を同じくしてスタートしたこと、また飯塚本部の支援にも拘わらず赤字になってしまったこと、実はそれ以前に幻の第一回(失敗談)があったこと等、10年を振返りながらの苦労話と今後への期待を語られた。さらに、今回は記念すべき総会ということで、10周年記念誌を作り、また初めて記念講演会を実施する等、皆で力を合わせて立派な総会にしようと頑張ってきたことも付け加えられた。
続いて、来賓の藤江同窓会会長・日高元同窓会会長から設立当時のエピソードを交えての祝辞や新任の甲斐嘉穂東高校校長から母校の近況報告を交えての祝辞、記念講演(講師:高校25回生 嶋田光一 飯塚歴史資料館館長)などがあり、前回当番生(47回生)の林田英二君のナレーションで車中から最近の筑豊路の状況を紹介した動画が流されると、その風景の変わりように、時折感嘆の声があがっていた。
その他、テーブル対抗のクイズ大会や高校8回生の八尋さんのリードで逍遙歌を歌ったあと、最後に今年度本部同窓会 当番生のやる気がひしひしと伝わる三好実行委員長による校歌のリードやエールと続き、懇親会も最高潮に達してお開きになった。
出席された皆さんは、久しぶりに会う喜びと楽しいイベントで本当に喜んで帰られたようでした。
総会の運営も、役員さんたちが自分たちで一生懸命考えた手作りのもので、ほのぼのと暖かいものを感じる立派な10周年総会だったと強く感じました。
10周年、誠におめでとうございました。そしてお疲れさまでした。
≪追記≫
2019年6月22日に行われる福岡支部総会においても、飯塚歴史資料館 嶋田光一館長(高校25回)の講演が予定されています。関西支部での古代のロマンを感じる話に加え、新しい元号『令和』に因んで、『万葉集と飯塚』との関りも交えながらお話しいただきます。地元でもほとんど知られることのない興味深い話満載になる予定です。どうぞ楽しみにお待ちください。(福岡支部事務局)