令和元年度 東京支部総会に出席して

高校22回  里  弘 和

 米国トランプ大統領の来日を翌日にひかえ、厳戒態勢の5月25日土曜日、東京半蔵門の「グランアーク半蔵門」において開催された東京支部総会に出席しました。晴天にも恵まれ、会場となったホテルは皇居半蔵門の近くに位置し、窓からは令和の時代を迎えた皇居の緑とお堀の側という環境で、令和元年度の東京支部総会にふさわしい場所でした。

令和元年の皇居の緑
令和元年の皇居の緑が美しかった

 私は、これまで東京に支部があることは知っていましたが、東京での同窓会活動は、あまり関心はありませんでした。しかし今回、同期生の22回生が当番幹事ということでクラスメートからの連絡もあり、同じ22回生の金子光利さんと出席することにしました。
 総会は、東京でもあり参加者もそれほどではないだろうと思っていたところ、会場に着いて、何と今回は116名もの出席者と聞いて、東京支部の活動の活発さ・絆の強さに改めてびっくりしました。

 総会については、事前に幹事からスムーズな進行で懇親会に時間を取りたいとの意見で、議案も滞りなく終了し、いよいよ懇親会となった。
 最初に中野滋徳支部長の挨拶に始まり、来賓の甲斐直樹嘉穂東高校校長からの祝辞、さらには特別ゲストとしてお招きした恩師の浅野林太郎先生の近況挨拶があり、藤江文雄同窓会会長の祝辞乾杯でスタートした。

 懇親会では、余興として東京支部会員で歌手など多彩な活躍をされている17回生の井出せつ子さんによる歌の披露があり、懐かしい曲や多彩なレパートリーに出席者もステージに上がっての楽しい演舞会となった。

17回生 井出せつ子さん
17回生 井出せつ子さんの歌


 また、出席者は同期と違って幅広い年代層にまたがっていることから、先輩後輩の絆を築こうと、出身中学校別に分かれての中学校歌斉唱が催されたが、事前に嘉穂東高校校区すべての中学校の写真や校歌のCDを準備するなど、当番幹事の事前の準備に頭が下がる思いでした。

出身中学校 校歌斉唱
出身中学校に分かれての中学校歌斉唱

 懇親会もたけなわとなったころ、遠く福岡から上京した今年度本部当番幹事48回生による元気いっぱいの本部同窓会の案内挨拶に続き、逍遙歌、校歌斉唱で会場がクライマックスとなり、当番幹事22回生の万歳三唱で楽しい時間も閉会となった。

本部当番 48回生のあいさつ
本部当番 48回生のあいさつ

 懇親会の始まった当初は、あまりの容姿の変化に思い出せない人もいて気まずさもありましたが、話しているうちに昔に戻り、あちこちで名残惜しそうな話が続き、再会を誓うなど、あっという間の懇親会でした。

当番幹事22回生の記念撮影
幹事22回生の記念撮影

 今回、100名以上の参加者で盛大に行われた同窓会の成功も、東京支部役員のみなさんの、福岡から離れた東京の地であるからこそ、同郷嘉穂東高校の同窓生としての絆をいかに築くかに努力された結果であり、今後の益々の東京支部の発展を祈念するばかりです。

 最後に、総会翌日には恩師の浅野先生や福岡からの参加者のため、同期生が総会後のお疲れのところ、わざわざ東京の半日観光まで案内していただき楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。