満開の桜と幹事会

原 中 圭 子(高校35回生)

坂道を上がり、桜が満開咲き誇る鳥飼八幡宮へ向かう。支部幹事会は八幡宮の「参集殿」という場所で行われ、そこへ足を運ぶ日は、いつもじんわりと心が温かい。
 嘉女の先輩から当番生の回期まで、約30数名の幹事が集うこの会の雰囲気は、温かく優しく、そして心強い。
 この日は弁当を囲み、酒を酌み交わしながら「桜見の宴」となる。  
同窓生とは不思議なもので、「青春」というワードをクリックすると、互いに懐かしい風景や光景や筑豊の話題が瞬く間に広がっていくのだ。互いに表情に笑みが浮かび、「現実(いま)」と「青春」が空間を超越していく。
 田代支部長よりお声かけして頂き、この幹事会へ参加する頃、懐かしく耳にした「吾が逍遙歌」に涙が溢れる程の感激を覚えた。楽しさや喜びだけではなかった、あの青春期の記憶、感傷に浸った物思いの頃が、この曲の旋律と重なり合う。
 「桜のもとに春死なん・・・・・」
人生の先輩方と節をつけて唱える時、いつの間にかこの幹事会の場所が、自分の大切な心の支えになっていると感じている。

2017年6月24日 第24回 同窓会福岡支部総会・懇親会
配布資料内記事より転載