私の趣味:マラソンの極意

福岡支部 副幹事長 野見山 清豪(高校24回生)

 高校24回卒で同窓会福岡支部の学年幹事をさせて頂いている野見山清豪です。
 今回、事務局から「私の趣味:マラソンの極意」とのお題を頂き寄稿の要請を受けました。個人的には文章がとっても苦手なのでお断りしたかったのですが、止む無く寄稿させて頂くことにしました。

 そもそも、同期のみなさんはご存知の通り、私は「運動音痴」で、運動とは全く無縁の生活を続けてきましたが、50代半ばの時に近くに「フィットレスジム」なるものができるとの折り込み広告を見つけ、運動不足の解消にと見学に行き即入会しました。

 ジム通いを始めるまでの休日と言えば、家でゴロゴロやパチンコなどで、体重は70㎏に届きそうな状態でしたが、何もない週末はジム通いを続けて、1年後には64㎏程度までダイエットでき、そのうち「ちょっと走ってみようかな」と考え、ベルトの上(トレッドミル)で走り始めたのがきっかけです。

 最初は5分続けて走ることもできなかったのですが、続けるうちに30分程度走れるようになったある日、会社の若い子に「リレーマラソン」の存在を聞き、「なんか楽しそう!」との感覚で事務の友達に声掛けし、59歳にして初めて「リレーマラソン大会」なるものに挑戦。大会終了後は「打ち上げ」と称した飲み会の開催などで3年ほど続けて参加してきました。

 そんな折、その仲間が「福岡マラソン」い参加するとのことで応援に行ったのですが、本当にいろんな人たちが「苦しそうに」「楽しそうに」走っている姿を見て、もしかしたら自分も走れるかもしれないと思うようになりつつも、ひとりで走る勇気はなく、友達と「グループエントリー」なるものをしたところ見事?当選し、62歳にして初のフルマラソン参加を果たしました。死にそうなくらいきつかったのですが、翌年もエントリーの時期になるとついつい申し込んでしまい、4年連続当選(本当は走りたくない)。一昨年は怪我のため欠場しましたが、これまで3回挑戦し完走することができました。

 運動習慣のない方々は、とりあえず体を動かすことから始めてはいかがでしょうか?
 汗をかくのは気持ちいいことだと日々実感している毎日です。

以上

2019年6月22日 第26回 同窓会福岡支部 総会・懇親会
配布冊子内寄稿文より 転載